神棚に関するよくある疑問に答えます!祀り方や掃除のやり方などを分かりやすく解説!

当サイトでは神棚に関するよくある疑問にお答えしています。
祀り方や掃除のやり方など初めての場合には分からないことも多いかもしれませんが、このサイトでは分かりやすく解説しています。
様々な種類のデザインの棚がありますが、それらの違いも説明していますのでぜひ参考にしてみてください。
棚の設置には、一体どのくらいの費用がかかるのか気になるところかもしれません。
当サイトではそういった費用に関する情報も網羅しています。

神棚に関するよくある疑問に答えます!祀り方や掃除のやり方などを分かりやすく解説!

神棚のよくある疑問にはどのようにお祀りすれば良いのか、ということが挙げられるでしょう。
一社造りの神棚は手前に神宮大麻、そして氏神や崇敬神社の神札を重ねて祀ります。
三社造りの場合には、中央に神宮大麻を祀り右には氏神、そして左側には崇敬神社の神札をお祀りしましょう。
神棚の掃除は新しい綺麗な布を使用するのが基本です。
また乾拭きをするのが基本となり、カビの発生を防ぐためにも水拭きはしません。
ただし神具は水洗いをします。

そもそも神棚とは?どのような意味がある?

日本の中には、神様仏様といった言葉がありますが、目に見えない存在を畏怖して敬うことを宗教と呼ぶ、日本の中での宗教は神様と仏様になります。
日本は、古来から自然に対する信仰が行われている国でもあり、世界中の山・森・木・水・川・海・岩など、様々なモノには霊性および神性が宿ると考えられ続けています。
現代でも、神社がある場所は山・森・海などに多くありますし、ご神木や磐座にはしめ縄が設置されている光景を目にする人は多いといえましょう。
自然への進行を目に見えるようしているのが神社といった存在であり、日々自宅や会社などで礼拝を可能にするのが神棚になるわけです。
神棚は、神社に祀られる様々な神様を祀って仏壇には家の宗派の釈迦如来や阿弥陀如来などの仏様(本尊)およびご先祖様を祀るなどの違いがありますが、神様の宗教になる神道は日本古来の宗教、これに対して仏教はインド発祥の宗教などの違いがありますが、神棚神様を祀る重要な意味を持つ道具の一つになっていることが分かるのではないでしょうか。

神棚を購入するタイミングについて

自宅や職場に設置する神棚はどのようなタイミングで購入すれば良いのでしょうか。
購入タイミングは人によって異なりますが、家や職場の新築や引っ越し、新しい仕事の開業や企業、結婚や出産などに合わせることがほとんどです。
人生の門出に合わせて神棚を設置することで、これからの歩みを見守ってもらうことができるようになっています。
これから頑張っていく自分や家族、職場を見守ってくれる存在になってくれるはずです。
ただし、これらの購入時期については必ずしも節目に合わると決まっているわけではありません。
ふと思い立って神棚を設置してみたくなった、出かけた先で素敵な神棚を見つけたなどのきっかけで買ってみるのも良いでしょう。
親戚や上司など周りの人からプレゼントされた、購入を友達に勧められたなどの理由で設置刷る人もいます。
また、基本的に仏滅などの日取りについても気にする必要はなく、自分が買って設置したいと思った時の行動がおすすめです。

神棚の設置する際は吉日を気にするべき?

神棚と仏壇を同じ部屋の中に設置しなければならない、これは他の場所には設置ができないケースで考えられることですが、基本的に仏壇と同じ場所に置くことは可能です。
ただし、どのように取り付けるのかで良し悪しがあることを覚えておく必要があります。
やってはいけないことは仏壇と神棚を上下になるように取り付けるのはNG、向かうように置くこともNGです。
上下の場合は同じ場所でお祀りすることになるので良くないといわれているのですが、左右に置くのはOKです。
向き合っておくと手を合わせる際に、いずれかお尻を向けてしまうことになるので失礼に値する、このような理由から向き合うように置くべきではないなどの理由があるわけです。
ところで、神棚を購入したり設置するときは吉日を選ぶべきなのか、このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
購入するときや自宅に品物が届いて設置するときなどは吉日を選ぶのが良いとされますので、計画的に行うことをおすすめします。

神棚は通販でも購入可能!通販で購入するメリット・デメリットとは?

神棚は、仏具店などで買うことはできるのですが、近所に専門店がないときなどは通販を使うのが便利です。
品物を比較しながら選ぶことができるメリットは大きいといえますが、この比較というのはサイトを複数選んで同じ商品を比較するのに労力を使わないなどの意味です。
実店舗の場合は、それぞれのお店に出向く必要があるので時間的な工数が掛かることになりますし、近所にお店がなければ電車やバス、マイカーなどを使う必要があるので交通費やガソリン代などが別途必要です。
直接品物を目で見たり触れるなどして買うことができる魅力はあるけれども、工数が掛かることなどは実店舗より通販の方が良いと考える人は多いといえます。
ちなみに、神棚は準国産ヒノキを使った手作り品などは高価なものが多いのですが、このような神棚は木工を専門にしている神棚専門店を選ぶことで入手ができます。
価格はっ高めではあるけれども耐久性が高くて造りがしっかりしている、オンラインショップでも安心して買い物ができるメリットもあります。

神棚に適した設置場所と設置する方角について

神棚を設置する場所や方角には一定のルールが存在します。
設置場所に関しては、人が集まりやすく明るく清潔な場所が望ましいとされています。
そのため、リビングや居間など家族が集まるとともに、毎日の参拝とお供えがしやすい場所を選ぶのがおすすめです。
また、神棚は目線よりも高い場所に祀るのが基本ですが、2階建ての1階や上階があるマンションなど上に人がいる状態になってしまう場合は天井に「雲」と書いた紙や「雲」の文字をかたどった彫刻を貼り付けることで対処しましょう。
地域によっては「空」「天」「上」といった文字を用いる場合もありますが、いずれも神様が最も高い位置に存在することを表しています。
方角については、神棚から見て南向きもしくは東向きが良いとされています。
これは、神棚に祀られる天照大神が太陽を司る神様で、日光が当たりやすい場所が望ましいとされているためです。
ただし、南向きや東向きに設置するのが難しい場合は北向きや西向きでも問題はありません。

神棚と仏壇を同じ部屋に設置しても大丈夫?

住宅によっては神棚と仏壇の両方を同じ部屋に設置せざるを得ない場合がありますが、結論から言うと神棚と仏壇は一緒の部屋でも問題ないとされています。
しかしながら、設置場所はどこでも良いというわけではなく、いくつかの条件があります。
その一つがそれらを上下重なるように設置しないということです。
もし、上下一緒にしてしまうと、手を合わせる方向が一緒になってしまい、どちらに手を合わせているのかわからなくなってしまうため、上下に重ならないようにする必要があります。
もう一つが向い合せにしないということです。
向い合せにしてしまうと対立祀りと呼ばれる家相的によろしくない配置となってしまい、片方にお参りすると、もう片方に背を向けてしまうため良くないこととされています。
こうしたことを避ければ、同じ部屋に設置しても問題はなく、もし、部屋のスペースや間取り等で悩まれているようでしたら、これらのことを覚えておくと良いでしょう。

お神札の神棚への正しい納め方とは?

神棚に納めるお神札は、日本の総鎮守である伊勢神宮のもので「天照皇大神宮」と記されている神宮大麻、居住地域を守る氏神様が祀られている氏神神社の氏神大麻、居住地域を問わず自身が崇敬している神社のお札の3種類に分けられます。
これら3種類のお神札の納め方は神棚の形状によって異なるのですが、扉が1枚の一社造りの場合は手前から神宮大麻・氏神大麻・崇敬神社の順番で重ねて納めます。
扉が3枚の三社造りの場合は、中央に神宮大麻、向かって右側に氏神大麻、向かって左側に崇敬神社のお札を納めます。
3種類意外にお参りの際に受けたお札がある場合は、一社造りの場合は一番後ろに重ねて、三社造りの場合は氏神大麻の後ろに重ねて納めると良いでしょう。
なお、お札の数が増えたりサイズが大きかったりした場合は宮形に無理に納めようとせず、宮形の横に丁寧に並べてお祀りします。
また、お札に巻かれてある薄い紙は上巻紙と呼ばれるもので、神棚に祀られるまで清浄に保つために施されたものなので、取り外した上でお祀りしましょう。

神棚にお供える神具の種類と配置方法

神棚には神具という神様を祀るための道具や器具を飾ります。
神具には様々な種類があるものの、水玉(1個)・皿(2枚)・榊立て(1対)・瓶子(1対)・神鏡(1個)を揃えるのが一般的です。
水玉は水を入れるための道具で、フタを外した状態でお供えします。
皿は米・塩をお供えするためのもので2枚必要です。
榊立ては、文字通り榊を入れるための道具で、左右に対で配置します。
瓶子はお神酒をお供えするための器です。
榊立て同様に左右に対で配置し、水玉と同じようにフタは外しておきます。
神鏡は神様の依代となる鏡のことです。
鏡と対面することで自分の姿が映し出されることから、清らかな心で神様に向かうことが可能となります。
また、これらの配置方法としては、まず神鏡を神棚の正面に配置します。
そして、神鏡の手前に瓶子を1対配置し、さらにその前に左から水玉・皿(米)・皿(塩)をお供えしましょう。
最後に、榊立てを神棚の両サイドに設置して完成です。

神棚へのお供え物の種類と交換頻度

神棚へのお供え物は水・塩・米・ご神酒・榊の5点が基本で、水・塩・米については毎日交換するのが望ましいとされています。
毎日交換するのが難しい場合はライフスタイルに合わせて無理のないペースでも構いませんが、神棚にお供えする水はその日一番最初に使う「初水」、塩は「粗塩」が良いとされています。
米については、生米でも炊いたご飯でも問題ありませんが、ご飯をお供えする場合は誰も手を付けていない炊き立てのご飯を用意しましょう。
ご神酒については、神社で月次祭が行われる毎月1日と15日にお供えするのが基本です。
朝にお供えしたお酒はその日の夕方には下げて、そのまま頂いたり料理に使ったりします。
榊は毎月1日と15日に交換しますが、次の月次祭を待たずに枯れそうなときは直ぐに交換しましょう。
榊の水については毎日交換するのが望ましいです。
なお、榊を準備するのが難しいという場合は造花でも問題ありませんが、飾ったままの状態だとホコリがたまってしまうので、定期的にホコリを払っておきましょう。
また、上記した5点以外にも、お正月の時には鏡餅や金粉入りのお酒、お祝い事やお祭りの時にはお赤飯や郷土料理などをお供えすると良いでしょう。

神棚にお参りする際の正しいやり方とは?

家の中に神棚がまつられている人は、正しいお参りの方法を知っておいた方が最適です。
神棚にお参りをする時にまずしなければいけないのは、棚の近くまで移動してその下に立つことです。
ある程度の距離をあけて立ったら、軽く頭を下げるのが正式な方法です。
その後でさらにもう一度、深く頭を下げます。
この時は、90度程度の深い角度で腰を曲げるのがポイントです。
気をつける必要があることは、深く腰を曲げる前に軽く礼をすることを忘れないようにすることです。
もう一つ注意する必要があるのは、上記のことを2回連続で繰り返しおこなわなければいけないことです。
1回だけやっても正しい方法とはならないので、必ず2回続けておこなう必要があります。
続いて両手を胸の高さまで上げて合わせます。
右手で拍手を二回打ち、もう一度両手を合わせながら祈ります。
最後に手を下ろしてから、もう一回深く頭を下げます。
この後で軽く頭を下げるのが正式な方法です。

神棚を掃除する際のしきたりと手順

神棚は神様の力が宿る場所だとされているため、常に清潔な状態に保つことが大切です。
掃除の頻度に明確な決まりがあるわけではありませんが、頻繁にお手入れできないという場合は6月と12月の年2回を目安にするのがおすすめです。
6月と12月は、「大祓(おおはらえ)」という半年間の罪や穢れを祓い除く神道儀式のタイミングとも合致します。
また、お手入れ方法にも決まりがあるわけではありませんが、基本的なやり方としてはまずキレイな水で口をすすぐとともに手を洗って身を清めます。
そして、二礼二拍手一礼を行って神様にこれから掃除をすることをお伝えしてから、布を敷いた机などに神棚や神具を全ておろし、棚板を綺麗にしていきましょう。
次に、神棚からお札を取り出しますが、地域によっては和紙を口にくわえて神様に息が吹きかからないようにする方法が推奨されています。
お札を取り出したら、神棚をキレイな布やハタキを使って綺麗にしていきましょう。
最後に再び和紙をくわえてお札を戻した上でお手入れ前の状態まで戻し、神様に作業が完了したことを報告して終了となります。

神棚封じとは?タイミングや手順について

日本古来の宗教である神道では、死は穢れとして捉えます。
そのため、神棚がある家庭では家族が亡くなった際に、神様に穢れを近づけないために扉を完全に閉めた上で、神棚を隠すように白い紙を貼る神棚封じを行う必要があります。
実施のタイミングは可能な限り早めが望ましいものの、故人を安置して枕元での焼香が終わり次第で構いません。
なお、喪主や遺族は死の穢れが及んでいるため本来は第三者が行うべきですが、近年は家族が行うケースが増えています。
具体的な手順としては、まず神様に挨拶をした上で誰が亡くなったのかを報告します。
次に、神棚にお供えしてある米・塩・御神酒などを下げ、扉を完全に閉めてから白い半紙などを貼って目隠しをしますが、半紙がない場合はA4のプリンタ用紙でも問題ありません。
半紙を貼る際は、神棚を傷つけないためにセロテープなどを用いて天井から吊るすように貼ると良いでしょう。
また、神道では50日間を忌中としているため、故人が亡くなってから50日間は封印しておきますが、50日を経過したら塩で身を清めた上で半紙を取り外します。
最後に簡単に掃除を行った上で普段と同じお供えをしたら神棚封じは完了となります。

引っ越しなどで神棚を移動させる際の注意点

移動させる際には、特に吉日という日はありません。
放置しておくことの方が失礼なので、素早く新居に運び入れましょう。
神棚は家を守ってくれていますので、引っ越しの際は1番最後に搬出して、新居には他の荷物よりも先に設置します。
引っ越し後に問題なく設置できるように、移動前に写真を撮っておきましょう。
氏神様が変わる場合は、引っ越しが決まったら地元にある神社に参拝して、神様に引っ越しの報告と今までの感謝を伝えます。
次に神社の神主さんに神棚に宿っている魂を抜いていただきます(魂抜き)。
なお、最近は魂抜きを行わずに参拝だけで済ます方も増えています。
参拝と魂抜きが終わったら、お札を取り外します。
お札を取り外した後はそのままにせず、白い紙や布で包んで丁寧に保管します。
お札の上に物を置くのは絶対にやってはいけません。
お札を取り出したら、手をきれいにして身を清めてから掃除をします。
掃除は使い古しのものは使わず、新品の雑巾などを使います。
床に置くと人間より神様が下になってしまうので、机などの上において掃除をします。
引っ越し先に到着したらまず神棚を設置します。
引っ越しで氏神様が変わったら、引っ越し先の神社に出向き新しいお札を用意してもらいましょう。

古くなった神棚はどのように処分すべき?

神棚の処分は自治体により若干のルールの違いはあるものの、木製のものであれば燃えるゴミ、金属や樹脂などが使われているものであれば燃やせないゴミとして出すことが可能ですが、家や会社などを見守ってくれた神棚をゴミとしてしまうのは恐縮してしまうところです。
そんな時には、神社やお寺で実施しているお焚き上げにだす処分方法があります。
お焚き上げは年に数回実施され、持ち込まれたものを焼却するのと同時に住職がお経を捧げ、依頼主も手を合わせることでこれまで見守ってくれたことに感謝をします。
料金体系は様々あり、檀家さんであれば無料となったり、外部の方であれば数千円程度のお布施が必要になる場合もあります。
一方、ここ数年で増えているのが、リサイクルショップに売却するという処分方法です。
神棚を売却することに抵抗がある時代もありましたが、現在ではライフスタイルの変化もあり、自身の家では不要になったものでも今度は誰かの家を守ってくれる存在となることで有効活用できるという考え方もあります。

神棚に関する情報サイト
神棚の疑問を解決!

当サイトでは神棚に関するよくある疑問にお答えしています。祀り方や掃除のやり方など初めての場合には分からないことも多いかもしれませんが、このサイトでは分かりやすく解説しています。様々な種類のデザインの棚がありますが、それらの違いも説明していますのでぜひ参考にしてみてください。棚の設置には、一体どのくらいの費用がかかるのか気になるところかもしれません。当サイトではそういった費用に関する情報も網羅しています。

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