神棚に関するよくある疑問に答えます!祀り方や掃除のやり方などを分かりやすく解説!

神棚には様々な種類のデザインがある
家族の神棚には、お伊勢様と地元の氏神様、崇敬する神社のお神札をお祀りして日々神様に参拝をしながら家族の健康や家内安全などの祈願をすることになります。
神棚は、リビングなどのような家族が集まる場所で目線よりも高い位置に設置することが理想で、御神札が南側もしくは東側に向くのが良いとされます。
御神札をお祀りできると同時に神具などを置くこともできる便利な道具ではあるけれども、一口に神棚といっても一社宮や三社宮、五社宮など社宮の数が異なるもの、木曽桧・本金具・けやき色など材料にこだわったもの、箱宮は神具も並べることができるタイプなど色々な種類が存在しています。
また、洋間中心の家にも最適なモダンなデザイン、デザイナーと仏具店が共同で開発したデザイナータイプなどデザインにこだわりを持つ人々からの注目を集めているタイプもあります。
これらは仏具販売を行っているお店で購入することができますし、大半の会社がオンラインショップを運営しているので興味がある人などアクセスされると良いでしょう。
推奨されている間違いのない神棚の大きさとは
神棚のサイズにこれでなければいけない、という決まりごとはありませんので明確な答えはありません。
一般的に市販されているものであれば、最も小さなサイズでは幅が500mmで奥行が240mmのものがあります。
最も大きなものになりますと、幅が1820mmで奥行が450mmのサイズのものが用意されています。
ただ、これも近年の住宅事情やオフィスの面積によっても変わりますので、必要とされる適切なサイズのものを用意されれば問題ありません。
ただ、最も推奨されているのが幅が1100mmで、奥行きが360mmのものになっています。
なぜ推奨されているかといえば過去の尺度で、1100mmは3尺6寸5分になります。
同様に奥行の360mmは1尺2寸で、神様をお祀りする日数等にかけあわせた語呂合わせになっています。
奥行の1尺2寸は12か月毎月お参りし、3尺6寸5分は365日お祀りしますという意味があるのです。
このように大きさに定めがあるという事はありませんので、住宅事情に合わた神棚を用意されれば何も問題はありません。
むしろ設置する方角や適切な場所と方法を守り、それ以上に毎日お祀りするという気持ちの方が重要な事になります。